2007年04月19日

Self-portrait、Autobiography、& Autotopography

コンテポラリー・アートでの、アートシーンで見られる大きな傾向の一つにAutobiography と Autotopography があります。
耳慣れている、見慣れているセルフ・ポートレート(自画像)をより発展させた Autobiography と Autotopography

Autobiography とは単なる自画像(self-portrait)ではなく、
self and graphy − ‘writing’ − to write ones own life. のこと。
ただの肖像画ではなく、物語を作品に込める。その物語が、自己について、ということ。

自叙伝(告白)だとするなら、本にすると分厚くなる。一枚、二枚の作品で、本と同じ内容量を見せるとすれば、その表現方法が変化もする。両方、自分の一部を切り取られるぐらいな労力を注ぐであろう。

写真や作品を通して、Autobiography「自叙伝(告白)」、意訳するなら、「自分史とともに、過去、現在を通して、自分の今感じている、考えている強い想いの表現」を示す大きな流れがある。この系統の作品は、ロンドンならTATE Modernで多く展示されています。

Tracey Emin は、probing the boundaries of "life" and art. をしている。つまり、作品を作ることで、生活(生きること)とArtの境界線を、くまなく徹底的に探求している。
 
英国を代表するArtist、Tracey Emin のビデオ作品ワンシーン。↓
タイトル : HOMAGE TO EDVARD MUNCH AND ALL MY DEAD CHILDREN (detail), 1998

Tracey Emin の、ムンク(ムンクの叫びを書いた画家)への敬意と、亡くなった子供たちへの敬意。ここでのMYは自らそのものと、母という概念からのMY両方だと思われます。 その表現者、Tracey Emin は何も着ていません。

今考える強い想いは服を着て説明するより、体そのもので表現する、覆わずに話す、いわゆる「告白」が、Tracey Emin の場合は ヌードとして現れる。


Autotopography ですが、アムステルダム大学の人文学科の文学論の教授でもあるMieke Bal, 2002 によれば、
‘’The concept "autotopography" refers to autobiography while also distinguishing itself from the latter. It refers to a spatial, local, and situational "writing" of the self's life in visual art.‘’

以前、このブログでも紹介したLouise Bourgeois(Spider, 1996の作品を生み出すLouise Bourgeois)に言及して、Mieke Balの記事からです。

上記のことは、私がGlasgow大学で学んだほんの一部ですが、この授業によって、私はコンテンポラリー・アートが読みやすくなりました。
ラベル:Louise Bourgeois Tate
posted by mandelin-coffee at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ART 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月11日

音採集 / SAPPORO

「音採集」のワークショップがモエレ沼公園であります。

Click → 音採集in-sapporo.jpg

サウンドアーティストの指導の下、参加者とともに まちの音の採集をして歩きます。
昆虫採集や ぶどう狩りのような感じです。
音を通して見える「まち」「札幌」とは。。

なんと、大黒淳一氏が講師! 

音への感じ方、考え方、音の素晴らしさ、いろんな発見があり、耳の感度もよくなりそうで楽しみ♪

** これは、向井山朋子「夏の旅」〜シューベルトとまちの音〜の関連企画です。
posted by mandelin-coffee at 22:46| Comment(0) | TrackBack(1) | 「夏の旅」 2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

澄んだ 音



抽出された音。
蒸留されたお酒、清酒のような音。
喉心地のいい水のような音。

サウンド・メディア・アーティスト、大黒淳一氏の ブログ では、そんな音が聞けます。

大黒氏のHP.jpg

ブログ内の小さい、再生ボタンを押すと聞こえる、その抽出された音は、今流行りの過剰な演出もどこにもない。

音が見えるなら、それは美しい。
耳への安らぎと栄養。

面白いのは、大黒淳一氏のブログでは、札幌駅、ベルリン、ロンドンの駅の音を比べることもできること。
波の音と、雪解けの音を一緒に聞くこともできること。二つの二重奏も楽しい。


生活の中で、耳が一番疲労していかもしれない。常に、音、音、音、音。。。
好きな音楽は、脳には快適でも、耳に優しいかはわからない。
目は疲れたら閉じる。口も閉じれる。。。。耳は。。
 
今、何が聞こえるかな? 
私は、PCの低音。ストーヴの低音。ラジオ。タイピングの音。。。。

音へのあらたな発見。

posted by mandelin-coffee at 05:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 「夏の旅」 2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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