2008年05月09日

教科書

カナダの高校生は、教科書を学校から借り、一学年終了ごとに変換するシステム。使い回し、リサイクル。ゆえに、使用する教科書の新旧にはムラがある、とのこと。(未だに、高校時代の数学と歴史の教科書を大事に持っている私には、びっくり。)

トロント大学では、教科書は本屋に行き、個人個人で買うシステム。
でも、ほとんどの場合、講義で教科書は使用されない。教授は教科書に書いていない必要事項を述べ、テストは教科書と授業から出る。美術史だから、写真、絵の多い本が多いが、1科目で1000ページと授業からのテストって。。。楽しいでしょ!!?

1学期中、11回から12回のクラスがあり、例えば、ルネサンスのクラス(2年生用)では3冊の教科書を用意。プラス、eBOOK。今回、教科書を紹介。

→ 拡大イメージ

Amazon Japan ↑でも同じ本が買えるので、興味のある人は是非。

この教科書から私が感じた一部を、次回、ブログで紹介。
(1)ヴァザーリの本(初版1550年出版)は、美術史専門家の中には「嘘つき」と言う人も実はいる。特に、ヴァザーリが生まれる前の芸術家については細部の真意が危うい、と。
しかし、この本は、芸術家、美術史家、美術を見る人の視点が揃っている。つまり、ヴァザイーリ自身が芸術家であったため、作品を創ったことがない卓上の空論で美術を話すわけでもなく、難しい言葉を並べるわけでもなく、自分の主観を押し通すわけでもなく、溢れるアイデアの解放と制作を賛歌し、共感している本。創造者として「芸術家は神に近い」という考えと、神への奉仕という謙虚さが同席する本。
おのおのの優れた芸術家を、いろんな言い回しで感嘆!している。
途中、ちょっとダレる箇所がないわけではないが、芸術家達を身近に感じられる本。


(2)まるで図鑑のようなイタリア ルネサンス史の本からは、Giulio Romanoを紹介。
私感だけれど、もし、アントニオ ガウディのアイデアの祖先がいるとしたら、私は、Giulio Romanoを思い出すかも。。



実は、日本で洋書を買う方が、カナダで洋書を買うより安い。
カナダドルがアメリカドルと同じになっても、以前の格差のまま本が販売されているため、アメリカで本を買う方が安い矛盾が起きている。1冊あたり同じ本なのに千円以上違う。悲しい。。
アメリカ価格と日本価格は同じ。


posted by mandelin-coffee at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | カナダ Toronto 大学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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